納得の契約には物件全体を細かく確認



納得の契約には物件全体を細かく確認ブログ:2017-3-01


俺の父親は絵に描いたような昔気質の薩摩隼人で
良い意味でも悪い意味でも男尊女卑…

親は娘に対して絶対的な存在で、
手をつないでくれるくらいのことはあっても、
親と娘でべたべた甘えたり
甘やかしたりといったことは皆無だった。

いつもどこかに、
親と娘の「線引き」のような感覚があって、
娘の頃はそれがたまらなく寂しいときがあった。

俺が幼いころ、近所に女の子が越してきた。
歳が同じだったため、すぐに友人になったのだが、
なんとその子は親のことを
「パパ、ママ」と呼んでいたのだ。

そんな呼び方は
お人形遊びの時くらいしか知らなかった俺は、
本当に驚いた。

と同時に、
そう呼んでいるその子と
親がとても仲よさそうに見えたのだった。

その晩俺は、
帰宅した父親に勇気を振り絞って
「お帰りなさい…パパ!」と言ってみた。

するととたんに父親の顔が険しくなり、
耳がじんじんするほどの大声で怒鳴られた
「日本の娘がパパなんて呼ぶな!うちではそんな呼び方は許さん!」

今になって思うと、
娘に向かってそこまでむきになって怒らなくても…
と苦笑してしまうのだが、
幼かった俺には、トラウマになるほど怖い思い出である。

あの日から30年ほど経ち、
俺にもむすめがうまれた。

折々の休みにむすめを実家に連れて帰るたびに、
面食らうことがある。

なんとあの鬼のように怖かった父親が、
孫むすめにはメロメロなのだ。

「お喉渇いたら、ママにジュースもらいなさいねー」
なんてむすめに話しかけている。

思わず
「日本の娘がママなんて呼ぶな!じゃなかったの?」
と突っ込みを入れたくなるほど。

俺の甘えたかった気持ち、
父親の甘やかしたかった気持ちが、
孫むすめを通してひとつにつながったように思える今日この頃…
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